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日時：令和７年６月４日（水）　１０時～

場所：山県市美山コミュニティーセンター

 

前年度同様平日の開催となりましたが、多数の総代様並びに来賓の方々にお越し頂きました。

第１～１０号議案、附帯決議のすべてにおいて賛成多数にて可決されました。

提出された議案は以下の通りです。

 

【第１号議案】　令和６年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案、注記表及び附属明細書の承認について

【第２号議案】　令和７年度　事業計画の決定について

【第３号議案】　令和７年度　借入金最高限度額の決定について

【第４号議案】　令和７年度　１組合員に対する貸付金の最高限度額の決定について

【第５号議案】　余裕金の預入先金融機関の決定について

【第６号議案】　役員報酬の決定について

【第７号議案】　森林経営事業の実施について

【第８号議案】　定款の一部改正について

【第９号議案】　規約の一部改正について 【第１０号議案】　森林経営規程の制定について

【附帯決議】

 

特に、第７号議案の「森林経営事業の実施について」は、これからの森林組合の在り方に大きく影響する内容です。

森林組合法では、公益目的のほか経済目的の為に、森林所有者に変わって森林組合が自ら森林経営事業（木材生産などの活動）を行うことが出来るとされています。

その一方、現況の林業活動は、木材価格の低迷などで大変厳しい状況にあり、森林所有者の中には次世代へ引き継がず、売却し手放すケースが散見されています。

また、近年の異常気象が原因で、局地的な豪雨などの自然災害も多数発生しており、このような状況が続くと先代から受け継いだ森林資源を生かし切れないばかりか、

管内山村部の荒廃をも招きかねません。

これらの課題に対処する為には、「伐って」「植えて（植林)」「育てて（間伐など）」「また伐って」といった林業のサイクルを将来にわたって持続していく必要があります。

以上のことから、森林組合自らが森林経営事業を実施していく場合も想定し、総代会の議案とさせて頂きました。

 

改めまして皆様のご協力、誠にありがとうございます。

今後とも岐阜中央森林組合を宜しくお願い致します。